地域の大学との連携

地域の大学との連携

北海道大学との共同研究

技術開発研究所では北海道大学大学院工学研究院と、太陽エネルギー・地中熱などの再生可能エネルギーと、燃料電池などの分散型電源やバッテリーを複合的に利用する、寒冷都市のスマートエネルギーシステムやスマートハウスに関する共同研究を進めています。

北海道大学構内ローエネルギーハウスの
エネルギーシステム

北見工大との共同研究

北見工業大学と、「積雪寒冷環境が都市ガス土中埋設管におよぼすさまざまな影響調査」についての共同研究を行っています。日本で最も寒い地域における自然環境下での影響を科学的見地から明らかにすることにより、都市ガス導管の耐久性向上、維持管理技術向上、施工方法の高度化を図り、より一層の安全性を高めることを目的としています。現在は、土中埋設管とその周辺にさまざまなセンサーを配置して多角的なデータを取得し、それらを解析することにより、埋設管へ与える様々な影響を調査しています。

大学研究支援制度

若手研究者の支援や技術・ノウハウの掘り起こしを目的として、北海道大学大学院工学研究院と大学院情報科学研究科を対象に、「大学研究支援制度」を創設し、毎年約10テーマに研究支援金を寄付しています。今後も北海道大学との連携を深め、都市ガス事業の発展に寄与する研究支援を実施していきます。

募集対象テーマ

  • エネルギー(天然ガス・電力・熱・水素等)の利用・ネットワーク(製造・輸送・貯蔵・利用・制御等)・安全対策及びそれらに関連した周辺分野の研究
  • 再生可能エネルギー・省エネルギー・環境保全対策関連分野の研究
  • 快適・健康的な住空間の実現に関する研究
  • 情報通信・処理技術に関する研究
  • 各種サービス(営業・接客・保安・省エネ・広告など)の高度化に資する情報通信・処理技術に関する研究
  • 寒冷地域社会に貢献する研究
  • その他エネルギー事業の発展に資する研究