石狩LNG基地

北海道の天然ガスの重要な供給拠点として、これからもさらなる安定操業に努めます。

北海道の重要なエネルギー供給インフラ

石狩LNG基地は北海道で唯一の大型LNG輸入基地です。都市ガスの原料となるLNGをサハリンやオーストラリア等から輸入・貯蔵し、都市ガスを製造して、パイプラインを通じて道央圏へ供給しています。またローリー車や専用タンカー(内航船)によるLNG出荷設備も備え、道内の各都市ガス事業者やLNGサテライト供給先に向けたLNG出荷を行っています。北海道で消費される天然ガスのほとんどは、石狩LNG基地から出荷されています。

LNG(液化天然ガス)
「LNG」とはLiquefied Natural Gasの略。通常、天然ガスは気体の状態ですが、マイナス162℃まで冷却すると液体になり、体積は気体の状態の600分の1になります。天然ガスをLNGにすることで、タンカー等による効率的な輸送が可能となります。

24時間365日、万全な体制で都市ガスを製造・供給

石狩LNG基地 コントロールセンター

石狩LNG基地では、LNGの受け入れから道内各地への出荷、そして都市ガスの製造、品質管理、送出までの制御を24時間365日体制で管理しています。日々の送出量予測、製造計画を行うなど、需要変動に適切に対応しながら、確実で効率的なコントロールを行うことで天然ガスの安定供給を実現しています。

40万件分を貯蔵できるLNGタンク

石狩LNG基地が現在保有するLNGタンク(NO.1タンク)は直径83m・高さ54m、容量は18万kLで、これは約40万のご家庭で1年間使用するガスに相当します。タンクはLNGをマイナス162℃に保つため、特殊な金属による保冷層を設けた二重殻構造となっています。

石狩LNG基地に2基目となるLNGタンクの運用を開始

今後、増加が見込まれる北海道の天然ガス需要への柔軟な対応と、LNG調達の多様化に備え、石狩LNG基地に、北ガスでは2基目となるNO.2LNGタンク(直径85m、高さ58m)を建設し、2016年9月から運用を開始しました。これにより、石狩LNG基地のLNG貯蔵能力は現在の18万kLから38万kLへと増強され、石狩LNG基地の、より安定した操業が実現します。

建設中のLNGタンク

2016年9月から運用を開始した、NO.2タンク(左)と、NO.1タンク(右)。

また、石狩LNG基地の運営にあたっては、北海道電力(株)と共同利用に関する基本合意を2011年10月に締結しています。これに基づき北海道電力(株)​が​建設を進めている石狩湾新港発電所(小樽市)用の燃料設備として、石狩LNG基地内に​おいて​NO.3タンクおよびNO.4タンクの建設​が​進め​られ​ています。

今後のLNG調達について

NO.2タンクが稼働することで、従来の長期の調達に加えて、市況に応じた短中期、スポット調達等、調達の多様化が可能となることから、経済性、安定性、柔軟性に優れたLNG調達を目指すことで、今後見込まれている道内の天然ガス・LNG需要の増大に対応していきます。

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