総合トップ > 企業情報・IR情報 > 社長メッセージ

社長メッセージ


株主ならびに投資家の皆さまへ

 皆さまの日ごろのご支援に対して心より厚くお礼申しあげます。

 当社グループを取り巻く経営環境は、米国発の金融危機に伴う世界規模での不況により、北海道経済においても生産活動の低迷や個人消費の冷え込みが急速に進むなど、予断を許さない状況となっております。一方、地球環境問題への意識の高まりなどを背景に、とりわけ石油依存度が高い北海道においては、クリーンエネルギー・天然ガスを普及拡大させる余地は依然として大きいものがあると考えております。

 このような状況の中、当社グループにおきましては、昨年4月に『2008中期経営計画~Progress2020~』を策定し、天然ガス転換完了後の持続的成長の実現に向け、安全高度化の推進、天然ガスの普及拡大、天然ガス供給基盤の整備等の施策を進めてまいりました。

 これまでの取り組み状況の概要をご報告いたしますと、まず、「安全高度化の着実な推進」につきましては、経年管の入れ替え対策を計画的に進めておりますが、特に北見市でのガス漏れ事故の原因となったねずみ鋳鉄管につきましては最優先に対策を進め、北見地区のねずみ鋳鉄管を昨年中にすべて廃止いたしました。また、事故の再発防止対策として実施時期を前倒しした北見地区の天然ガス転換は、8月の完了に向け順調に作業を進めております。さらに、安全型消費機器・設備の普及促進などの対策も着実に成果を上げております。

 営業の分野におきましては、「地域深耕営業の強化」をテーマに、2010年1月のスタートを目指し、地域総合チャネルを核とした新たな販売・サービス体制の構築に向けて現在準備を進めております。ガス機器の販売では、家庭用ガス・コージェネレーションシステム「ECOWILL(エコウィル)」、排熱利用により95%のエネルギー効率を実現した省エネ型給湯暖房機「ecoジョーズ(エコジョーズ)」などの環境性・経済性・快適性に優れた商品が好調で、特に省エネ型ガス床暖房・給湯システム「Fact(ファクト)」を中心とするマンション向けのシステムは、札幌市内で2008年度竣工の新築分譲マンションにおける採用率が8割を超えるなど、市場において高い評価をいただいております。

 「長期的な視点に立ったガス供給基盤の確立」に向けた取り組みでは、北海道のエネルギーインフラとしての活用を目指す石狩LNG基地を、当初計画から1年前倒しして2012年12月に稼動すべく、現在その建設を進めております。

 当社グループは、地域社会からの信頼をより確かなものとするために、安全高度化に向けた取り組みの着実な推進はもちろんのこと、クリーンエネルギー・天然ガスを基軸とした、グループエネルギーシェアの拡大を通して、環境負荷低減に寄与するとともに、企業価値を向上させ、地域社会の発展に貢献してまいる所存でございます。

 皆さまにおかれましては、当社グループの取り組みに対するご理解を賜りますとともに、今後とも変わらぬご指導・ご高配を賜りますようお願い申しあげます。

2009年6月
代表取締役社長  大槻 博