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人と地球にやさしいエネルギー
都市ガスの原料である天然ガスは、人体に有害な一酸化炭素を含んでいません。また、大気汚染の原因となる窒素酸化物や硫黄酸化物の発生が少ないだけでなく、地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素の発生が石油や石炭に比べ少量です。そのため、低炭素社会の早期実現に向け重要なエネルギー源として期待されています。
人に地球にやさしいエネルギー。それが天然ガスです。
供給安定性に優れたエネルギー
天然ガスは埋蔵量が豊富で、世界中で産出されています。また、近年はシェールガスなどの「非在来型天然ガス」の採掘が可能となり、今後、天然ガスの供給面・価格面での安定性と柔軟性がより高まるものと期待されています。
※出典：BP STATISTICAL REVIEW OF WORLD ENERGY 2016
※現在の技術で経済的に採取できる埋蔵量
これからの北海道において天然ガスが果す役割は大きい
暮らしと産業に欠かせないエネルギー。ここ北海道は全国に比べ世帯当たりのエネルギー消費が多いうえ、冬の暖房や給湯に多くの灯油が使われているなど石油に対する依存が高く、天然ガスの使用割合が低いのが特徴的です。
環境性に優れたエネルギーが求められる今、北海道でクリーンエネルギー天然ガスが普及することは、北海道の二酸化炭素排出量を削減させ、地球温暖化の防止や自然環境の保護においても、大きな役割を果します。
あなたのまわりにも天然ガス
天然ガスはご家庭だけでなく、大規模商業施設をはじめオフィス、店舗、工場、マンションなどあらゆる分野で活躍しています。
天然ガスの利用技術で注目されているのがコージェネレーションシステム。電気を使うところで発電し、その時に発生する熱を暖房や給湯に有効活用できるため、エネルギー総合効率が約70～95％と高く、省エネと二酸化炭素排出量の削減に大きく貢献します。
身近なところでは、「JRタワー」や「札幌ドーム」、「新千歳空港」など多くの施設で採用されています。
このほかにも、省エネ型のガス冷暖房システムや天然ガス自動車など、街のいたるところで天然ガスが活躍し、環境にやさしい街づくりに貢献しています。
