「2015年度事業計画」について2015/04/01
「2015年度事業計画」について
2015年4月1日
当社では、このほど2015年度の事業計画値がまとまりましたので、その概要をお知らせいたします。
また、総合エネルギーサービス事業の実現に向けた一環として、2014年10月29日に経済産業省資源エネルギー庁に提出した「特定規模電気事業開始届出書」に基づき、本日より当社およびグループ各社の施設に対して、電力供給を開始しましたので、あわせてお知らせいたします。
北ガスグループでは、地域に根差すエネルギー事業者として、今後も、クリーンエネルギー「天然ガス」の高度利用と分散型電源を普及拡大させることで、北海道におけるエネルギーの低廉化と安定供給に努めながら、お客さまの快適な暮らしと地域社会の発展に貢献する総合エネルギーサービス事業の実現を目指してまいります。
1. 2015年度 事業計画の主な取り組みと計画値
<営業の取り組み>
・分散型電源(ガス・コージェネレーション)の普及拡大
・新築営業の強化に加え、巡回営業による燃料転換を強化
【家庭用分野】
・エコジョーズ、ガスマイホーム発電の普及拡大
【業務用分野】
・飲食店・業務用ビル等の空調・給湯・厨房のガス化、コージェネレーションの普及拡大
<設備投資>
・拡大する天然ガス需要への柔軟な対応とLNG調達の多様化に備えた、石狩LNG基地設備の強化
・需要開発に資する効果的な導管投資
2. 電力供給の開始について
当社は、総合エネルギーサービス事業の実現に向けた一環として、2014年10月29日に経済産業省資源エネルギー庁に対し「特定規模電気事業開始届出書」(新電力届出)を提出し、その後、電力事業開始に向けた準備を進めてまいりましたが、本日、当社およびグループ各社の施設等に対して電力供給を開始いたしました。
供給する電源は、当社のグループ会社である株式会社エナジーソリューション、および王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社等から調達いたします。
また、電力需要量と供給量を一致させる需給管理につきましては、北海道ガス本社に常時監視システムを設置し、需要量をリアルタイムで確認しながら遠隔で発電指令を行い、効率的な事業運営を進めてまいります。
これにより、電力事業に関する詳細な知見を習得し、2016年4月からの電力小売り全面自由化に向けて、本事業を円滑に展開するための更なる準備を進めてまいります。
◆ 株式会社エナジーソリューション 小樽エネルギーセンター
平成11年より小樽築港地区へエネルギー供給を開始。ガスタービンコンバインドサイクル発電システムを採用し温熱・冷熱に加え電気の供給を行っています。
【住所】
小樽市築港11番7号
【発電出力】
ガスタービン発電機 6,000kW×2台
蒸気タービン発電機 4,700kW×1台
以上