ニュースリリース

平成13年3月28日
「ISO14001」の取得と
ペットボトル再生品使用「作業服」導入

<ISO14001取得>
このたび、弊社では環境管理の国際規格「ISO14001」の認証を受けました。
取得したのは、弊社の技術開発研究所で、認証範囲は研究活動と研修活動に関する業務全般。認証機関はJIA-QAセンターです。
2000年実績に対し2003年度末までに、電気使用量・都市ガス使用量を6%削減、グリーン購入比率を5%向上するなどの環境目的達成に向け、環境管理活動に取り組んでまいります。

<ペットボトル再生品使用「作業服」導入>
作業服また環境保全の観点からISO取得に先がけ、2月末から社員の作業服素材を、ペットボトルの再生 ポリエステルを使用したものへと変更を開始いたしました。
対象はジャンバー、ズボン、シャツ(長袖・半袖)、防寒ジャンバー、防寒コート。ジャンパーは開襟時にネームが見やすくなる変更も加えています。 廃棄時にはすべてを回収焼却し、燃やした熱を電力エネルギーに変換し、その電力を活用して新しいポリエステルの糸を再生して新しいユニフォームを作る、サーマルリサイクルシステムを実施します。約7~8本のペットボトルからリサイクルジャンパーが1着できます。

  「旧」素材
ポリエステル 70%
綿 30%
 「新」素材
再生ポリエステル 55%
ポリエステル 10%
綿 35%


<参考>
●認証取得内容●
1.登録番号  JE 086A
2.登録日   2001年3月15日
3.対象事業所 北海道ガス株式会社 技術開発研究所
4.環境マネジメントシステム規格
ISO14001:1996
JIS Q 14001-1996
5.製品、プロセス又はサービスの分類に関する組織の活動
ガス機器の技術開発
ガス技術の研修及び天然ガス転換技術研修

●使用済みユニフォームの
熱回収エネルギー再利用システムの特徴●

1)2トンの使用済みユニフォームを焼却すると、2000キロワットの電力が生まれます。火力発電と比較すると、約1キロリットルの重油を節約したことにんります。
2)ダイオキシンの排出量は平成14年の厳しい排出基準値10ng/m3に対し、0.42ng/m3と完全にクリアしています。