「コージェネレーション」料金メニューを導入いたします

平成13年6月18日

「コージェネレーション」料金メニューを導入いたします
～既存メニューに比べ、平均で約１５％の引き下げとなります～

　本日、北海道経済産業局に新料金メニュー『コージェネレーションシステム契約』の届出をいたしましたのでお知らせいたします。

　弊社では、新料金メニューの新設により、小・中規模施設を中心に多くの用途で「コージェネレーションシステム」をお使いいただきたいと考えております。

■名称：「コージェネレーションシステムＡ契約およびＢ契約料金」

●主な適用条件：

1	コージェネレーションシステムを有していること
2	契約年間使用量が契約年間使用可能量の1,000倍以上であること
3	契約年間負荷率80％以上であること
4	Ｂ契約は、定格発電量出力（機器容量）合計が３０kW以上であること

●適用範囲：パッケージ料金とし、同一契約者が一需要場所で使用する他のガス機器等の使用分にも適用いたします。

●実施日：平成１３年７月１日

●ねらい：すでに普及のすすんだ病院・ホテルなど大・中規模施設への普及拡大に加え、新メニューによって小・中規模施設、例えばスーパー・レストランなどの店舗、健康センターなどの福祉健康施設、ビジネスホテル、病院、浴場施設などへの普及に向け、ＰＲを行ってまいります。

●標準モデル試算：
20.93025MJ（5,000Kcal）

用途例	月平均ご使用量	月平均引下げ額	引下げ率
中規模ホテル	８０，０００ｍ^３／月	４２万円／月	－１４．８％

※コージェネレーションシステムＢ契約料金適用
※平成１３年７月時点の調整単位料金により試算
　

■＜資料＞

●平成11年11月のガス事業法の改正により、お客さまに多様な料金メニューのご提供が可能になったことから、平成13年7月1日より「コージェネレーションシステム料金」を導入いたします。

● 料金表　[基準単位料金]：

６Ｂ・６Ｃ (20.93025MJ)		Ａ契約	Ｂ契約	単位	(ご参考) H13.7～H13.9 適用調整単位料金
	定額基本料金	7,500	150,000	円／月
	流量基本料金	500	500	円／m³･月
	ピーク基本料金	2.00	2.00	円／m³･月	Ａ契約	Ｂ契約
	従量料金	20.34	17.06	円／月	25.74	22.46

※「原料費調整制度」の適用により単位料金は半年ごとに見直しいたします。

１３Ａ：天然ｶﾞｽ (46.04655MJ)		Ａ契約	Ｂ契約	単位	(ご参考) H13.7～H13.9 適用調整単位料金
	定額基本料金	7,500	150,000	円／月
	流量基本料金	1,100	1,100	円／m³･月
	ピーク基本料金	4.40	4.40	円／m³･月	Ａ契約	Ｂ契約
	従量料金	44.74	37.53	円／月	56.62	49.41

※「原料費調整制度」の適用により単位料金は半年ごとに見直しいたします。

●標準モデルによるガス料金の新旧比較

◆標準モデル試算：ガス使用量 80,000m³／月平均

※注：20.93025MJ(5000kcal)での使用量

現行料金（空調用Ａ契約）	新料金（コージェネレーションＢ契約料金）	差額
２８２万円／月	２４０万円／月	４２万円（－１４．８％）

【試算条件】

床面積１万m2の中規模ホテルに標準的なコージェネレーションを組み込んだ場合

現行料金　空調用Ａ契約

新料金　コージェネレーションＢ契約

平成１３年７月時点の調整単位料金により試算

●採用用途

これまでの主なご採用実績用途

今後普及拡大を目指す用途

●ホテル: （シェラトンホテル札幌・アートホテルズ札幌）
●大型商業施設: （マイカル小樽・サッポロファクトリー）
●大型病院: （市立札幌病院・札幌厚生病院・北海道社会保険病院・市立函館病院）
●スポーツ施設: （札幌ドーム・札幌市平岸プール）
●マンション: （ロイヤルコート大谷地ステーション）
●事務所: （ドコモ北海道第二ビル・エムズ大通ビル）

●スーパーなどの店舗

●健康センターなどの福祉健康施設

●ファーストフード、ファミリーレストランなどの飲食店

●ビジネスホテル

●中規模病院

●浴場施設

●北ガスのコージェネレーション採用実績
平成１３年３月末現在
２９物件　約３６，０００KＷ

●コージェネレーションの定義
「コージェネレーションシステム」とは、ガスを１次エネルギーとしてガスタービン、ガスエンジン、燃料電池等により電力を発生させるとともに、その際に発生する排熱を利用する熱電併給システムをいいます。