ニュースリリース

2006年7月18日
北海道ガス株式会社
富士通株式会社

北海道ガスにおけるシステム運用のアウトソーシングについて

北海道ガス株式会社(本社:札幌市、代表取締役社長:前泉洋三)は、ガス料金計算などのコンピュータ処理業務の運用を、本年8月1日より、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒川博昭)にアウトソーシング(業務委託)いたします。

北海道ガス株式会社では、1969年(昭和44年)以来、37年間にわたり大型コンピュータを自社運用してまいりましたが、システム運用に豊富な実績を有している富士通株式会社にコンピュータ処理業務をアウトソーシングすることによって、システムのさらなる安全性・信頼性の向上と運用コストの低減を図り、システム開発業務に経営資源を集中することで、お客さまサービスの一層の充実をめざしてまいります。

  1. アウトソーシング委託先
    富士通株式会社 「北海道アウトソーシングセンタ」

  2. アウトソーシング契約期間
    2006年8月1日より8年間

  3. アウトソーシング化によって期待される効果
    (1) システムの安全性・信頼性の向上
    データ管理と処理業務を行う「北海道アウトソーシングセンタ」は十分な耐震性を有し、停電時の自家発電容量も十分であるため、地震等の自然災害時のシステム運用の安全性・信頼性が向上します。
    また、最新のセキュリティ設備により、よりハイレベルな情報管理が実現いたします。

    (2) システム運用コストの低減
    アウトソーシング契約期間(8年間)のシステム運用費用の低減につながるほか、ハードウェアの増強・更新に要する投資費用が削減されます。

    (3) システム開発への経営資源の集中化
    エネルギー競合が激化する中、システム運用のアウトソーシング化で生み出された経営資源をシステム開発業務に集中化することで、ガス料金メニューや各種サービスメニューの充実など、お客さまサービスの高度化に対応するための体制強化を図ってまいります。


<参考:北海道アウトソーシングセンタについて>

富士通株式会社「北海道アウトソーシングセンタ」は、地震、漏水、火災、停電などの各種災害対策に加え、 防犯監視や入退室管理などセキュリティ対策を万全にしており、また、オペレータ、ヘルプデスクなどについては、24時間365日運用を行うことで、緊急時における迅速かつ柔軟な対応や夜間、臨時業務への対応が可能となっています。道内の民間企業および自治体・病院などの公企業のお客様に対し、アウトソーシングサービスを展開しています。

なお、施設およびシステム用サーバの運営については、富士通エフ・アイ・ピー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:太田幸一)が担当しています。


以上