2006年11月13日 |
黒煙ゼロ・天然ガス自動車全国PRキャラバン2006―11月17日11時から、赤レンガ前で出発式を行います― |
黒煙をまったく排出しない低公害車である天然ガス自動車の普及台数が、12月末には全国で3万台を超える見込みとなりました。これを機に、社団法人日本ガス協会(会長:野村明雄)では、一般市民の方に天然ガス自動車への理解をさらに深めていただく目的で、天然ガス自動車の全国PRキャラバンを実施いたします。札幌と鹿児島、それぞれを起点に、天然ガストラック「コナン号」(名探偵コナンがイメージキャラクター)が全国の13都市を訪問しながら東京に向かい、各地でPRイベントを行ってまいります。 つきましては、北ルートのスタート地点となる札幌での出発式を次のとおり執り行いますので、ぜひご取材くださいますようお願い申し上げます。 |
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●「黒煙ゼロ・天然ガス自動車全国PRキャラバン2006」の概要 |
1.日程: |
■北ルート | 札幌(11/17出発)→仙台(11/18)→新潟(11/19)→長岡(11/20) →柏(11/21)→東京(11/22到着) |
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■南ルート | 鹿児島(11/16出発)→福岡(11/16)→尾道(11/17)→北栄(11/18) →津山(11/19)→京都(11/20)→名古屋(11/21)→静岡(11/21) →東京(11/22到着) |
■東京ゴールイベント | |
11/22 東京ガス ガスの科学館(江東区豊洲) |
2.主催: |
(社)日本ガス協会 |
3.共催: |
東京ガス(株)、大阪ガス(株)、東邦ガス(株)、西部ガス(株)、北海道ガス(株)、静岡ガス(株)、 広島ガス(株)、京葉ガス(株)、仙台市ガス局、北陸ガス(株)、日本ガス(株)、津山ガス(株)、 いすゞ自動車(株)、日産ディーゼル工業(株)、日産自動車(株) |
4.各地での催し: |
出発式(札幌、鹿児島)、到着式(東京)のほか、経由地の各自治体で趣向を凝らしたPRイベントやセレモニーを実施 |
5.その他 |
‘07FISノルディックスキー世界選手権札幌大会をPR 大会公式マスコットキャラクターである「ノルッキー」およびバッジを本キャラバンの イベント開催地に贈り、来年2月に開催される札幌大会をPRします。 |
コナン号 |
<お問合せ先>北海道ガス株式会社 広報グループ 宮本・木村 |
<ご参考>■天然ガス自動車とは?天然ガスを燃料とした圧縮天然ガス(CNG*)自動車。CO2発生量は、ガソリン・ディーゼル車に比べて約8割。大気汚染の原因となるNOxやCO、反応性HC(非メタン炭化水素~光化学スモッグの原因)の排出量を大幅にダウンさせるため、環境保全、地球温暖化防止に貢献する低公害車として、国・自治体の協力の下、その普及が進められています。*CNG=Compressed Natural Gas ■天然ガス自動車普及の現状日本における天然ガス自動車の普及台数は、2006年9月末現在で29,525台(うち北海道内は1,172台)となり、11月末には全国で3万台を超える見込みです。北海道内における天然ガス充填所は、現在札幌圏に7ヶ所(石狩、大谷地、24軒、北5条、中央卸売市場、雁来、発寒)、旭川市に1ヶ所(永山)の計8ヶ所あります。 ■道内における天然ガス自動車導入の沿革と現状北海道ガス(株)では、1995年5月に北海道で初めて天然ガス自動車を導入いたしました。その後、1996年5月に天然ガス自動車北海道(株)を設立し、自治体や企業に対し、環境保全の面での優位性を積極的にPRし、低公害車である天然ガス自動車の普及に積極的に取り組んでまいりました。また、旭川ガス(株)では、2003年4月に充填所を開設し、本年9月末現在での普及台数は54台となっております。札幌市では、現在、塵芥車や公用車として導入しているほか、再整備計画を進めている札幌中央卸売市場においても構内運搬車の天然ガス自動車への切り替えを進めており、これまでに700台以上が導入されています。また、札幌市等の主催によるスポーツイベント「札幌マラソン」にも、2000年から天然ガス自動車が大会車両として採用されており、市民の環境意識の啓発に一役買っています。 一方、民間では運送事業者やコンビニエンスストアの配送用トラック、路線バス等、ディーゼル車の代替車輌としての導入が進みつつあります。今後は、2010年までに道内都市ガス事業者が順次天然ガス転換を進めることによって天然ガス供給基盤が整うことに加え、環境意識の高まりや燃料コストの抑制といった昨今の社会ニーズを背景に、さらなる普及拡大が期待されております。 |