ニュースリリース

 コージェネレーション採用実績が30,000kWを突破。
民生用では全国第3位!

 今年8月、ドコモ北海道第2ビル(北1条西14丁目)が竣工し、弊社コージェネレーション採用実績が発電容量ベースで30,000kWを突破しましたのでお知らせします。
 昭和57年に初めての採用された弊社ガスコージェネレーションシステムは、平成2年以降から本格的に採用され始め、今では工場、病院、ホテル、事務所ビルなど様々の用途で採用されております。
 平成8年には10,000kWを突破、今年春に開業したマイカル小樽でもガスコージェネが採用されております。
 民生用分野では、大阪ガス、東京ガスに続き全国第3位の実績となります。
 今後も、北海道大学医学部パワーセンター(1000kW)のほか、3つの病院で採用が決定しております。
ドコモ北海道第2ビル
■ドコモ北海道第2ビル

ガスコージェネレーションシステムとは

 ガスを燃料に電気と熱(冷房・暖房、給湯)をつくるシステムです。
 ガスエンジンやガスタービンをガスで動かし、発電機を回転させ電気を発生させます。その時発生する排ガスや冷却水の熱を給湯や冷暖房に利用することができる省エネルギーシステムです。今まで、発電の際に捨てていた排熱を有効に回収利用することで、エネルギー総合効率が上がります。
 従来のシステムが約35%の総合効率に対してガスコージェネレーションシステムの総合効率は70~80%と高く、大幅な省エネを実現。地球温暖化の原因といわれている二酸化炭素の削減に貢献する環境を考えたシステムです。

主なコージェネレーション稼働実績

<公共施設>
平岸プール
リフレサッポロ
<店舗>
東苗穂SATY
<ホテル>
シェラトンホテル札幌
アートホテルズ札幌
<事務所ビル>
ドコモ北海道第2ビル
<病院>
市立札幌病院
札幌厚生病院

採用の背景

 ガスコージェネレーションシステムを導入することにより、省エネルギーを実現できることはもちろんですが、建物のランニングコストを大幅に削減できることも、このシステムの大きな魅力であり、採用の主な理由となっています。
 また、ここ数年の環境保全に対する注目度の高まりにより、ガスコージェネレーションシステムの高い環境保全性が評価されていることも採用の後押しとなっています。