北ガスのカーボンニュートラル天然ガス

カーボンニュートラル
天然ガスとは？導入のメリットカーボンニュートラル
天然ガスお届けの流れ活用事例お問い合わせ

カーボンニュートラル天然ガスとは？

天然ガスは石油や石炭と比べCO₂排出量の少ないクリーンなエネルギーですが、採掘から消費までの過程ではCO₂が発生しています。これをCO₂クレジットで相殺することで「CO₂排出量実質ゼロ」とみなしたものが、北ガスのカーボンニュートラル天然ガスです。従来お使いいただいている天然ガスと品質は全く変わりません。

サプライチェーン排出量とは

サプライチェーン排出量(※) = Scope1 排出量 + Scope2 排出量 + Scope3 排出量
Scope1：お客様自らによる温室効果ガスの直接排出分(燃料の燃焼、工業プロセス)
Scope2 : 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出分
Scope3 : Scope1、Scope2以外の間接排出分(採掘～輸送～製造～供給)
環境省HPより抜粋

北ガスがお届けするカーボンニュートラル天然ガス（ボランタリークレジット）はScope3を含んだサプライチェーン排出量に対応しております。
※J-クレジット（コンプライアンスクレジット）を使用する場合はScope1（燃焼時排出量）のみを対象としております。

国への報告時に考慮すべきサプライチェーン排出量について

温対法（地球温暖化対策の推進に関する法律）・省エネ法（エネルギーの使用の合理化等に関する法律）等の、一年に一度CO₂排出量を国へ報告する義務のある法令では、
現在Scope1、Scope2を含んだサプライチェーン排出量をCO₂排出量として報告します。

カーボンニュートラル天然ガスを
導入するメリット

地球環境への貢献

カーボンニュートラル天然ガスは、天然ガスの採掘から消費までの過程で発生するCO₂を、世界各地における環境保全プロジェクトで創出されたCO₂クレジットを用いて相殺することで、地球全体ではCO₂が発生していないとみなされるエネルギーです。環境負荷の低減に貢献します。

企業価値の向上

カーボンニュートラル天然ガスの導入を社会に発信することは、気候変動への積極的な対応など、持続可能な社会への取り組みを重視する企業姿勢を示すことにつながり、ステークホルダーとの関係強化や、企業価値の向上が期待できます。

カーボンニュートラル天然ガスをお客さまにお届けする流れ

カーボンニュートラル天然ガスのお届けとともに、「供給証明書」を発行いたします。お客さまは、供給証明書を環境への取り組みとして対外発表などにご活用いただけます。なお、お届けする天然ガスは従来と品質は変わりませんので、設備の更新などは不要です。

上記はボランタリークレジットによりCO₂をオフセットする場合の概略図です

購入条件や価格等の詳細は別途ご相談ください

北ガスではコンプライアンスクレジットもお取り扱い可能です。

上記はボランタリークレジットによりCO₂をオフセットする場合の概略図です

購入条件や価格等の詳細は別途ご相談ください

北ガスではコンプライアンスクレジットもお取り扱い可能です。

CO₂クレジットの種類について

CO₂クレジットとは、世界各地における環境保全等のプロジェクトでのCO₂削減効果を定量化し、
CO₂クレジット取引可能な形態にしたものになります。

ボランタリークレジット

・世界規模で取引・活用がされている、NGOや民間主導のクレジット制度
・世界の森林のCO₂クレジット吸収能力向上にも貢献
・流通量がコンプライアンスクレジットと比べて多く、安価
・国内法(※)への報告には未対応

コンプライアンスクレジット

・国が認証を行い、国内で取引・活用がされているクレジット（Ｊ－クレジット等）
・流通量が少ないため、割高
・国内法(※)への報告に活用可能

(※)国内法：温対法（地球温暖化対策の推進に関する法律）／省エネ法（エネルギーの使用の合理化等に関する法律）

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お客さま活用事例

Case.1

いすゞエンジン製造北海道株式会社様

いすゞエンジン製造北海道株式会社様（苫東工業団地）は、いすゞグループの中核工場としてエンジン製造を行っております。いすゞグループでは「いすゞ環境長期ビジョン2050」を策定し、豊かで持続可能な社会の実現に取り組むとともに、持続的企業価値向上を目指しています。
今回、CO₂排出量の削減のため、カーボンニュートラル天然ガスを北海道で初めて採用していただきました。

お客さまの声

（右）いすゞエンジン製造北海道株式会社
　　　製造部加工組立製造課課長　野崎祐一　様
（左）いすゞエンジン製造北海道株式会社
　　　製造部保全課　栁井和繁　様

現在、環境問題への取り組みは世界各国の共通認識となっています。特に地球温暖化の原因と言われているCO₂の排出削減に向けた動きは、ニュースなどでも連日報道され、世界各国の動きも注目されています。CO₂増加の影響により気候変動など様々な問題が深刻化する中、いすゞエンジン製造北海道はこれまでISO14001の認証取得しエネルギーや資源の有効活用や廃棄物削減などに取り組んでまいりました。
その取り組みの1つとしてカーボンニュートラルガスを導入し、CO₂排出量の削減を推進しています。
この取り組みによって環境負荷を低減し、いすゞグループ方針『いすゞ環境長期ビジョン2050』に掲げるありたい姿の実現に更に近づけると考えています。
今後も様々なCO₂削減活動に取り組み、継続していくことで社会全体のカーボンニュートラル化に寄与してまいります。

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お客さま活用事例

Case.2

株式会社恵和ビジネス様

株式会社恵和ビジネス様は「データを力に」をミッションに、バリアブルプリント出力業務からBPO・システム開発・コールセンターまで、幅広く事業を展開しております。
2022年12月竣工のディジタルビルは北ガスZEBプランナー第一号案件であり、快適な室内空間を保ちながら建物の省エネ性・レジリエンス強化を追求した設計となっております。加えて、カーボンニュートラル天然ガスおよび電気の供給によりカーボンニュートラルビルを達成しております。

お客さまの声

株式会社恵和ビジネス
ICT本部コールセンター事業部次長　岩﨑裕己　様

弊社のコールセンター部門の拠点として使用している「ディジタルビル」の建替えにあたって、ISOからZEB普及の技術仕様書の発行がされるなど、世界的に注目されている2050年カーボンニュートラルの実現に向け、弊社も環境に配慮した活動をしたいと考え、カーボンニュートラル天然ガスを導入しました。
持続可能な明日へ、脱炭素社会実現に向けた多様な取り組みは、今や企業の社会的責務と考えており、北海道に根差した企業として地域に寄り添い、良い影響を与えることができる企業でありたいと考えております。そこで、BCP対策に加え、ZEB化により一次エネルギー消費量を削減し、CO₂排出量実質ゼロを叶えるカーボンニュートラルな天然ガス及び電気を採用することで、光熱費の負担が少ない中でランニングメリットを感じながら、環境に配慮することができる建物を実現いたしました。

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お客さま活用事例

Case.3

株式会社 ABC Cooking Studio 様

株式会社ABC Cooking Studio様は国内に約100スタジオ、海外に37スタジオを展開している世界最大級の料理教室です。
2022年10月にリニューアルオープンした「札幌赤れんがテラススタジオ」は2014年8月から弊社とアライアンスを結んでおり、最新のガス機器を利用して調理の楽しさを体感していただいております。
環境負荷の低減を一層推進し、SDGsの目標に積極的に貢献するため、環境に配慮したスタジオとしてカーボンニュートラル天然ガスを供給中です。

お客さまの声

株式会社 ABC Cooking Studio
エリア執行　昆真理　様

ABCクッキングスタジオでは、札幌赤れんがテラススタジオにて「カーボンニュートラル天然ガス」を導入しました。全国約100店舗のスタジオで初の試みとなる本取り組みにより、環境負荷の低減を一層推進し、SDGsの目標に積極的に貢献したいと考えています。
また、地球環境・健康の2つの視点から「世界中に笑顔のあふれる食卓を」という企業理念を実現してまいります。今後はさらに両者の提携を深め、エネルギーの未来を見据えた、快適で環境と家計にやさしいスマートライフを提案していきたいと考えています。

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お客さま活用事例

Case.4

株式会社深川硝子工芸様

株式会社深川硝子工芸様は明治39年東京市深川区にて創業しました。現在は北海道小樽市に拠点を移し、先人たちの築いた「吹きガラス」の技術を脈々と受け継いでいます。この伝統の業を活かし、業務用食器や生活雑貨、高級カットグラスなどの多岐にわたるガラス製品を展開しております。今回、地球環境の保全に向けて、企業 SDGsへの関与を深めるため、環境配慮の一環として、北ガスのカーボンニュートラル天然ガスを採用いただきました。

お客さまの声

株式会社深川硝子工芸
代表取締役社長　出口健太　様

弊社は、ガラス製品の制作・販売を通じて、SDGs の目標達成への歩みを進めています。この一環として、2017年から役目を終えた自動車の窓ガラスを再利用したグラスウェアの開発に着手しました。一般的に、自動車部品の約95％がリサイクルされている中、窓ガラスは主にシュレッダーダストとして埋め立てられています。弊社は、そのような窓ガラスに新たな命を吹き込み、小樽再生ガラスとしてリサイクルしています。今回、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、更に一歩を踏み出すため、北ガスのカーボンニュートラル天然ガスの導入を決定しました。これにより、環境負荷の軽減と SDGsへの貢献を加速させます。今後も SDGs達成に向けて更なる前進を続け、地球環境に配慮した事業展開を継続します。

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お客さま活用事例

Case.5

池田煖房工業株式会社様

池田煖房工業株式会社様は、昭和5年の創業以来、空気調和・冷暖房・給排水衛生・防災消火設備など建築設備の設計・施工管理を専門とする企業です。
ZEB プランナー（登録種別：設備/省エネコンサルティング）に登録するとともに、2022年11月には『ZEB』認証を取得した本社ビルを新築しております。
自社ビル内のエネルギー使用による CO₂排出を大幅に削減するとともに、北ガスのカーボンニュートラル天然ガスを活用することで、敷地内のロードヒ―ティングにおいても CO₂排出の削減に取り組んでいます。

お客さまの声

（右）池田煖房工業株式会社
　　工事統括部工事部工事第一課　菅原優馬　様
（左）池田煖房工業株式会社
　　工事統括部工事部工事第二課　本田冬弥　様

北海道は再生可能エネルギーのポテンシャルが高い地域ですが、昨今は気温の上昇や異常気象などが頻発しており、この先の環境変化が懸念されています。そのため、省エネや脱炭素の取り組みをより一層強化する必要があります。特に、建築分野では建物で消費するエネルギーを減らし、再生可能エネルギーを活用することによって、年間のエネルギー収支をゼロにするZEBの普及が求められています。我々は北海道の建設設備業のリーディングカンパニーとして、他地域と比較して厳しい寒冷地にありながら、社屋の建設時にZEBを取得し、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて挑戦し続けています。

今回、北ガスのカーボンニュートラル天然ガスを導入することにより、さらなる環境負荷の低減に貢献していきます。

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お客さま活用事例

Case.6

日本清酒株式会社様

日本清酒株式会社様は昨年創業150年を迎えた、明治5年創業の「清酒」、「ワイン」文化を発信する醸造メーカーです。そのなかで「清酒」は、“北海道・札幌唯一の酒蔵”として創業者である柴田與次右衛門の開拓者魂を今に受け継ぎながら、北海道屈指の水質を誇る伏流水と主に北海道新十津川町の高品質米を使い、杜氏をはじめ蔵人が精魂込めた「千歳鶴」のおいしさを醸し続けており、これからも日本のみならず全世界へ発信し続けます。

お客さまの声

日本清酒株式会社
製造本部千歳鶴製造部課長　松永大　様

2023年3月に創業150周年事業として64年ぶりに新製造棟を建設したことをきっかけに、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指す一企業として札幌の脱酸素・低炭素化推進に向けて積極的に取り組む第一歩になる北ガスのカーボンニュートラル天然ガスを導入し、CO₂排出量の削減を推進致します。「千歳鶴」のおいしさだけではなく、持続可能な社会への取り組みも同時に推進している企業として、全世界に“おいしさ”+“環境へのアプローチ”を実感して頂けるよう発信致します。

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お客さま活用事例

Case.7

リンナイ株式会社様

リンナイ株式会社様は熱エネルギー機器の開発・製造・販売を行なっております。
皆様に健全で心地よい暮らし方をご提案するとともに、持続可能な社会を目指し、省エネ・脱炭素社会への取り組みも積極的に行なっております。

お客さまの声

リンナイ株式会社
北海道支店札幌統括営業所統括所長　齋藤陽　様

弊社は熱機器を取り扱うメーカーであることから、地球温暖化やエネルギー消費において関連性が深いと言えます。一般家庭におけるCO₂排出量は日本全体の14.4%、中でも給湯部門が占める割合は高く、弊社が提供する製品からのCO₂排出量は日本全体の約1.5%に上る計算になります。そのため、高効率給湯器「エコジョーズ」をはじめとする、CO₂排出量が少ない機器の開発や生産を行っています。
営業部門としてこれら製品を積極的にご提案するとともに、既存の体制を見直し、事務所建屋でも環境問題への寄与ができないかを考え、昨年はグリーン電力に、そしてこの度北ガスのカーボンニュートラル天然ガスへの切替えを実施しました。電力・ガスともにCO₂排出量実質ゼロのこの建屋をシンボルに、弊社が掲げる2050年の脱炭素社会実現に向けて、各種取り組みを加速させていきます。

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お客さま活用事例

Case.8

札幌トヨタ自動車株式会社様

札幌トヨタ自動車株式会社様は「環境にやさしい自動車ディーラー」を目指すため7つの方針を掲げており、その実現に向け積極的に環境保全活動に取り組んでいます。
現在は天然ガスを供給している全ての店舗で北ガスのカーボンニュートラル天然ガスの供給をしているほか、石狩市の地方創生事業活動である「いしかりPRIDE」の応援活動やオフサイトPPAの導入など、環境にやさしい事業活動を展開しております。

お客さまの声

株式会社エステイデザイン
店舗コンサルティング部　建築デザイン課
課長　仁田義人様

札幌トヨタは、脱炭素社会の実現に向けて、事業活動を通じてカーボンニュートラルに挑戦するべく、現在都市ガスを使用している12拠点（店舗11・独身寮1）につきまして、北ガスのカーボンニュートラル天然ガスを導入いたしました。
本取り組みにより、12拠点の直近１年間のガス使用量実績合計約182千㎥で換算すると、年間約520トンのCO2削減（小型ガソリン車約350台が1年間・1万キロ走行時に排出するCO2に相当）を実現いたします。
トヨタの使命は、「幸せの量産」を願い、美しい地球を守り、世界中の人々の暮らしを豊かにすること。札幌トヨタは販売店として、今回の取り組みにより、2050年カーボンニュートラルに向けた、トヨタが目指す「ライフサイクルCO2ゼロ」の実現へ、大きく前進するものと考えております。

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