天然ガスのさらなる安定供給を目指して
石狩LNG基地は、日本最大級となる直径83メートル高さ53メートルの地上式LNGタンクを備えた北海道唯一の大型のLNG輸入基地です。
都市ガスの原料となるLNGをサハリンやオーストラリア等から輸入・貯蔵し、都市ガスを製造して、パイプラインを通じて道央圏へガスを供給しています。
また、増加が見込まれる北海道の天然ガス需要への柔軟な対応と、LNG調達の多様化に備え、石狩LNG基地に、北ガスでは2基目となるNO.2LNGタンクを建設し、2016年9月から運用を開始しました。これにより、石狩LNG基地のLNG貯蔵能力は現在の18万kLから38万kLへと増強され、石狩LNG基地のさらなる安定した操業に努めています。
天然ガスを安全に安定してお届けしています
石狩LNG基地では、北ガスの供給エリアだけでなく、ローリー車や専用タンカー(内航船)によるLNG出荷設備を備え、道内の各都市ガス事業者へ向けたLNG出荷やLNGサテライト供給にも対応しています。