赤井川村との連携協定の締結について~省エネサービスや再エネ資源の活用による低・脱炭素化の推進~2024/06/10

 北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)は、本日、赤井川村(村長:馬場 希 様)と連携協定を締結いたしました。

 

 本協定では、赤井川村と北ガスのそれぞれが持つ資源やノウハウを活かし、2050年度までにCO2排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を発表した赤井川村の低・脱炭素化の推進と地域経済の活性化を目指してまいります。

 具体的には、北ガスが独自に開発した省エネサービス「Mys3(ミース)」を村内の観光施設「キロロリゾート」に導入し、村内で最もCO2排出量の多い観光分野の省エネを促進します。また、公共施設への再エネ導入や森林資源の活用など、低・脱炭素化やレジリエンス強化を中心とした取り組みを共に進めてまいります。

 

【連携事項】

1.省エネ、地域の再生可能エネルギーの活用を推進・拡大し、エネルギーの脱炭素化・地産地消を実現すること

2.森林資源等の適正管理により生み出される非化石価値の地域内活用に関すること

3.地域の魅力発信や生活環境の向上に関すること

 

【締結式の様子】

より、赤井川村 馬場 希 村長、北ガス 代表取締役社長 川村 智郷)

赤井川村 馬場 希 村長

 本日6月10日は、当村の開村記念日であり、125年の節目に当たり、本協定を締結できたことを大変嬉しく思っております。
 北海道有数の豪雪地帯である赤井川村は、美しい景観とかけがえのない自然が財産であり、農業と観光を基幹産業として美しい地域づくりを進めています。
 当村では、令和2年度に再生可能エネルギービジョンを策定し、令和4年度には「ゼロカーボンビレッジAKAIGAWA推進戦略」を定め、再生可能エネルギーの活用検討やエネルギー地産地消を推進してまいりました。
 今後は、地域活力の醸成と生活環境の確保の両立を実現すべく、村全体で省エネと再エネの活用に取り組み、村の価値を高められる地域づくりを目指してまいります。
 省エネ、再エネの地産地消など、資源循環による経済振興等に実績と知見を有する北海道ガスさまと、お互いに連携を強化しながら、将来の村づくり、そしてゼロカーボン推進戦略の実現に向けて、取り組みを進めていく所存でございます。

 

北海道ガス 代表取締役社長 川村 智郷

 赤井川村さまは海外からも多くのお客さまが訪れる、世界的なリゾート施設であるキロロリゾートを中心とした観光業とみずみずしい野菜をはじめとした農業が盛んで、美しい景観を有する魅力的な自治体です。
 今般、赤井川村さまがゼロカーボンの取り組みをさらに進め、具現化するにあたり、北ガスグループも検討に参加させていただくことになりました。
 「ゼロカーボンビレッジAKAIGAWA推進戦略」は、2030年・2050年を見据え、再生可能エネルギーの活用のみならず、省エネルギーの重要性にも着目されており、まさに北ガスグループ経営計画「Challenge2030」の理念と方向性を同じくするものです。
 我々が持つ省エネルギー推進や再生可能エネルギー開発などのノウハウを最大限に活用して課題解決に精一杯取り組み、赤井川村さまのコンセプト「美しい景観と共生し、暮らし・産業と共栄するゼロカーボンのまちづくりの実現」をともに目指してまいります。

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