苫小牧・カーボンニュートラル拠点整備の検討開始について2025/01/07
北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)は、本日、苫小牧東港において、北海道におけるGXの推進を目指したカーボンニュートラル拠点の整備検討を行うことを決定しましたのでお知らせいたします。
北ガスグループは、北海道における低・脱炭素社会の実現に向け、道内各地域と連携した再生可能エネルギーの導入拡大や、水素・e-メタン※等の次世代技術への挑戦に取り組んでおります。
また、お客さまとの協働による省エネルギーの徹底や、デジタル技術を活用した効率的なエネルギーシステムの導入を推進し、供給安定性・環境性に優れた天然ガス(LNG)の普及拡大を進めております。
北海道は国内随一の再生可能エネルギーポテンシャルを有する地域であり、北海道におけるGXの推進をより一層加速させるため、エネルギーインフラが集約される苫小牧地区に、将来的な水素・e-メタン導入等を見据えた北ガスグループのカーボンニュートラル拠点となる新たなLNG基地の建設を検討いたします。
北ガスグループは今後も想定される天然ガス(LNG)需要の増加に確実に対応し、将来のカーボンニュートラル時代の道筋を描くことで、北海道のエネルギー安定供給とGXの推進に貢献してまいります。
※グリーン水素等の非化石エネルギー源を原料として製造された合成メタンに対して用いる呼称であり、e-メタンも燃焼時に
二酸化炭素を排出するものの、原料に排ガス等から回収した二酸化炭素を使用するため、大気中のCO2量は増加しない
<検討の概要>
検討場所:苫小牧市字弁天(苫小牧港管理組合所有地)
検討設備:LNG基地(外航船受入設備、LNGタンク、LNG気化器、内航船・ローリー出荷設備等)、
水素・e-メタン活用設備ほか
検討期間:2024年度~2025年度