北海道ガス株式会社(本社:札幌市、代表取締役社長:川村 智郷、以下:当社)は、2025年6月30日に導入を発表いたしました「従業員持株会を通じた譲渡制限付株式割当制度」(以下:本制度)に基づき、本日開催の取締役会において、北海道瓦斯従業員持株会(以下:本持株会)を割当予定先とする自己株式の処分を行うことを決議いたしましたので、お知らせいたします。
■本制度導入の目的・概要
本制度は、従業員一人ひとりが中長期的な業績向上に向けて主体的に取り組むことを促すとともに、会社の成長を自らの成果として実感することで貢献意欲の向上、企業価値の最大化に繋げること、および従業員の財産形成の一助とすること等を目的として、当社が処分する当社の普通株式(譲渡制限付株式)の取得機会を提供するものです。
また、従業員による株式保有の拡大により安定的な株主基盤の形成に寄与すること、当社株式の中長期的な流動性の向上に繋げることも目的としています。
本制度においては、本持株会に加入する従業員のうち、本制度に同意する従業員(以下:対象従業員)に対し、1名につき20株の当社普通株式を譲渡制限付株式として、当社が保有する自己株式の処分により割り当てることとしており、その際、当該株式を①一定期間、第三者への譲渡、担保権の設定その他の処分を禁止すること(譲渡制限)、②一定の事由が生じた場合には、割当てを受けた株式を当社が無償取得することなどの条件を設けます。
なお、別紙の(参考)「本制度の仕組み」のとおり、対象従業員への株式の割り当ては、本持株会を通じて行われます。
■自己株式の処分概要
1.処分期日 | 2025年12月22日 |
2.処分株数 | 当社普通株式 36,200株
本制度の適用対象となり得る最大人数である当社及び当社グループ会社の従業員1,810名に対して、1名あたり一律に当社普通株式20株を割り当てるものと仮定して算出。 |
3.処分価額 | 1株につき591円
恣意的な金額とならないよう、本件を決議した取締役会決議日の前営業日である2025年7月30日の東京証券取引所プライム市場における当社普通株式の終値としております。 |
4.処分総額 | 21,394,200円
2.において仮定する最大処分株数に、3.の処分価額を乗じて算出した額となります。 |