北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)は、本日、「北ガス厚沢部(あっさぶ)太陽光発電所」の運転を開始いたしました。本発電所は、2022年6月に厚沢部町と北ガスで締結した連携協定に基づく具体的な取り組みとして、将来的な地域電源としての活用と、安全・安心で快適なまちづくりに寄与することを目的に建設したものです。
本発電所は、厚沢部町所有の2か所の遊休地(施設跡地)に建設し、発電容量は合わせて99kW(49.5kW×2基)、年間想定発電量は一般家庭約60世帯分に相当します。また、非常用コンセントを設置し、停電が発生した場合でも電気を利用できるようにしたことで、地域の災害対応力強化を図りました。
北ガスは中期経営計画「Challenge 2030」において、地域資源の活用による地産地消エネルギーモデルの構築や、2030年までに再生可能エネルギー電源の取扱量を15万kWまで高めることを目標に掲げています。北ガスは引き続き、道内各地域との連携を一層強化しながら、北海道の低炭素化の更なる促進と、将来の脱炭素社会の実現を目指してまいります。