「北国の省エネ・新エネ大賞」優秀賞を受賞~省エネ・レジリエンス強化を両立するZEBの実現~2024/02/21

 北海道ガス株式会社は、この度、令和5年度「北国の省エネ・新エネ大賞(北海道経済産業局長表彰)」(※1)において、株式会社恵和ビジネス、株式会社創建社と共同で応募していた「恵和ビジネス ディジタルビルにおける天然ガスを活用したカーボンニュートラルビルの実現~レジリエンス性を高めたZEB(※2)~」が、「優秀賞」を受賞し、本日、表彰式が行われました。

 

 ㈱恵和ビジネスの新社屋(2022年12月竣工、設計:㈱創建社)は、当社がZEBプランナーとしてコンサルティングを実施し建物の高断熱化による空調負荷軽減、高効率な空調・照明・給湯設備の導入などにより、2022年5月に「ZEB Ready認証」を取得しております。

 さらに、環境価値を付加したガス・電気メニューを適用することで、建物全体のCO2排出量実質ゼロを達成し、道内初の天然ガス活用型のカーボンニュートラルビルを実現いたしました。

 また、停電時でもガスで空調・電気も使える電源自立型GHP(ガスヒートポンプ)を採用することで、レジリエンス性を高めております。

 こうした3社連携による「カーボンニュートラルの実現」「レジリエンス強化」の取り組みが、他者に展開が可能な市場性の高いモデル事例と評価いただき、本賞を受賞する運びとなりました。

 

 これからも、ZEBの普及拡大を通じて、北海道における低・脱炭素化の推進と、カーボンニュートラル実現を目指してまいります。

 

※1:省エネルギーの推進と新エネルギーの導入促進を目的に、北海道における省エネルギー・新エネルギーに関する有効利用、開発及び普及に係る取り組みにおいて、他の模範となる組織等を北海道経済産業局が表彰するもの。

 

※2:ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル):建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物。建物の高断熱化・設備の高効率化・自然エネルギーの利用などにより消費エネルギーを削減すると同時に、太陽光発電や地中熱利用などによってエネルギーを創ることでエネルギー収支の正味ゼロを目指します。

 

 

参考)北海道初、天然ガスを活用したカーボンニュートラルビル ~ レジリエンスを高めたZEBの普及推進~

https://www.hokkaido-gas.co.jp/news/20220628

本日行われた表彰式の様子

左より、北海道経済産業局長 岩永 正嗣 局長、北ガス 取締役 常務執行役員 エネルギーサービス事業本部長 金沢 明法

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