ガス導管の耐震性が格段に向上 ~ 安全・安心の更なる向上と災害時のレジリエンス強化へ ~2026/01/21

 北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)は、このたび都市ガスの全供給エリア(※1)において道路に埋設されている白ガス管(※2)の入れ替え工事を完了しましたので、お知らせします。

 

 北ガスはこれまで、道路に埋設されている白ガス管について、腐食に強く耐震性に優れるポリエチレン管などへの計画的な入れ替えを進めてまいりました。この結果、低圧ガス導管の耐震化率は97.5%となり、国の「ガス安全高度化計画」(※3)に定める2030年目標(95%)を前倒しで達成しました。

 これを受けて、全供給エリアにおいて地震発生時のガスの緊急停止判断基準をSI値(※4)90カインへ引き上げました(LPG地区は除く)。これにより震度6強相当の地震が発生した場合においても、ガスの供給を継続できる可能性が格段に高まり、災害時のレジリエンスが大幅に向上しました。

 なお、北ガスでは供給エリアのガス供給状況をリアルタイムで監視し、供給防災センターにて一元管理しております。万一の災害時には、迅速な状況把握に基づき供給設備の遠隔操作を行い、被害が想定される地区に限定して供給停止することが可能な体制を構築しております。

 

 北ガスでは引き続き、安全なガス機器・設備の普及などの日常的な安全確保や、地震など万が一の災害対策に取り組み、お客さまの暮らしを支えるとともに、安全・安心・安定供給に努めてまいります。

 

 

※1 札幌市、石狩市、北広島市、小樽市、千歳市、恵庭市、函館市、北斗市、北見市

※2 亜鉛メッキを施した鋼管であり、埋設管としては昭和50年代頃まで全国で一般的に道路に敷設されていました。地中へ埋設すると土の性質や水分などの影響により、年数の経過とともに腐食が進んでしまうことがあります。

※3 経済産業省が、2030年を目標とした都市ガスの保安対策の方向性を示した計画(2021年4月公表)

https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/citygas/anzen_torikumi/index.html

※4 SI値とは地震の揺れの大きさを示す指標の一つでSpectrum Intensityの略。単位はカイン(cm/s)で表されます。ガス導管や一般的な建物の地震被害と高い相関があることから、緊急停止判断基準の指標として用いられています。(90カイン:震度6強相当)

 

詳細はこちらから別途資料をご覧ください

以上

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