ガス機器の凍結にご注意ください2023/01/18

いつも北ガスをご利用いただきまして、ありがとうございます。

北海道内で厳しい冷え込みが予想されています。

ガス給湯器、ガスふろがま、ガスセントラル給湯暖房機の凍結による破損や漏水、排気筒（煙突）先端の着氷や積雪による閉塞にご注意ください。

１．凍結を予防するために

■予防策１・・・　凍結予防ヒーター等による方法

＜電源プラグを使用しているガス給湯器、ガスふろがま、ガスセントラル給湯暖房機の場合＞

・機器には「凍結予防機能」が搭載されており、温度が下がると自動的に凍結予防ヒーター等がはたらきます。電源プラグがコンセントに差し込まれていることを確認してください。

・ただし、この「凍結予防機能」は、ガス給湯器等に接続されている配管（水道配管）の凍結予防には効果がありませんので、水道配管が凍結する恐れがある場合は、以下の予防策２をご確認ください。

（参考）ガスセントラル給湯暖房機の凍結予防について　＞＞　こちら

＜電源プラグを使用しないガス給湯器、ガスふろがまの場合＞

・ガス給湯器、ガスふろがまの水抜きを行ってください。水抜き方法は機種によって異なるため、詳しくはお手持ちの取扱説明書でご確認ください。

【ご注意】

・水量が不安定なことがあります。念のため、約30分後に再度水量をご確認ください。
・サーモ付やワンレバーの混合水栓の場合は、再使用時の設定温度にご注意ください。

■予防策２・・・水抜きによる方法

機種により方法が異なります。詳しくはお手持ちの取扱説明書をご覧ください。

（参考）浴室内設置のガスふろがまご使用時の注意事項　＞＞　こちら

■予防策３・・・蛇口（給湯栓）から水を流す方法

　【操作方法】

手順①　ガス給湯器等のリモコンの運転スイッチを「切」します。

手順②　お湯の出る蛇口から１分間に約400ミリリットル（水の幅 約4mm）の水を流し続けてください。浴槽などで水を受けると経済的です
（浴槽から水があふれることがありますのでご注意ください）。

※サーモ付きやワンレバーの混合水栓の場合は、最高温度の位置にしてください。
※シャワーから水を流す場合、シャワーヘッドは浴槽にたまった水につからない位置にしてください。

ガス給湯器・ガスふろがまが凍結したときの対処方法

【ご注意】
・凍結した状態で運転操作をするとガス機器の破損の原因となりますので絶対におやめください。

修理や各種お問い合わせについては、北ガスまでご連絡ください。

お問い合わせ先　＞＞　こちら

２．排気筒（煙突）先端の着氷・着雪にご注意ください

ガス給湯器やＦＦ暖房機の排気筒（煙突）先端が氷や雪によって塞がれていると、不完全燃焼や異常着火などの原因につながる恐れがあります。

冬季にガス給湯器やＦＦ暖房機をご利用される際は、排気筒が塞がれていないことをご確認いただいた上で、ご利用ください。

＜着氷した排気筒の様子＞

＜参考＞異常着火により破損したガス機器の様子

＜参考＞ガス機器に表示される可能性のエラー番号

・給湯器：エラー90、99

・FF暖房機：エラー12、99

・給湯暖房機エコジョーズ：エラー900

・給湯暖房機ＴＥＳ：エラー901、903

対処方法

・排気筒(煙突)やその周辺の氷や雪を取り除いてご利用ください。
・年末年始など長期間ご不在にされる場合は、暖房を停止せず、運転を継続していただくことをおすすめいたします。

※万が一、ガス機器が動かない場合や異臭を感じた場合は、ただちに使用を停止の上、北ガスまでご連絡ください。

お問い合わせ先は　＞＞　こちら