函館みなと工場見学

北海道初の液化天然ガス(LNG)受入基地

北ガスでは、都市ガス原料を従来の石油系ガスから天然ガスに切り替える「天然ガス転換」を1996年から進めてきました。2006年までに札幌・千歳・小樽・函館地区、2009年8月に北見地区の天然ガス転換が完了しました。

函館みなと工場は、北海道初の液化天然ガス(LNG)受入基地です。石狩LNG基地から専用内航船「ノースパイオニア号」によりLNGを受け入れています。

函館みなと工場見学では、受入桟橋やLNGタンクから都市ガス送出までの製造施設の見学をすることができます。

対象 制限はございません。
小中学生の場合は引率者が必要となります。
開催日 土日祝日および年末年始を除く日
時間 9:30~17:00(約1時間程度)※12:00~13:00は除く
集合場所 函館みなと工場
(函館市港町3丁目19番8号)
定員 5~30名まで(30名を超える場合はご相談ください)
費用 無料
申込方法 下記の「申込先」に記載している電話番号またはFAXにてお申込み願います
【申込確認事項】
・工場見学希望日時(第1希望~第2希望)
・団体名(代表者名、住所)
・申込者名、電話番号
・人数(大人 名、大学生 名、高校生 名、中学生  名、小学生   名)
・交通手段
※電話受付時間:月~金曜日 9:00~17:00
申込先
生産技術部 函館みなと工場
TEL:0138-62-7770
FAX:0138-43-7600

函館みなと工場についてご説明いたします

LNG受入

受入桟橋にご案内いたします。
「ノースパイオニア号」からLNGを荷揚げする桟橋です。
運が良ければ「ノースパイオニア号」を見れるかも。

LNGタンク

船から受け入れられたLNGは、一旦LNGタンクに蓄えられます。タンクの中は、摂氏マイナス162℃の極低温の世界です。

BOG圧縮機

LNGタンク内への入熱により自然に気化したガスを昇圧して送り出す設備です。
BOG:ボイル・オフ・ガス(LNGが蒸発したガスのこと)

温水式LNG気化器、温風導入型空温式LNG気化器

LNGタンクに蓄えられたLNGは、LNG気化器へ送られ、ここでLNGは液体から完全に気体(天然ガス)になります。
さらに天然ガスは、LPG(液化石油ガス)によって標準熱量(45MJ/m3N)に調整されたのち、においを付けるために付臭剤を添加します。
こうして都市ガスとなり、お客さまへ送られます。