北海道ガス独自の「都市ガス料金の負担緩和策」について ~ 国の施策、および北海道の特性を踏まえた都市ガス料金の値引き~2022/12/16
北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)は、国の施策、および北海道の特性を踏まえ、2023年1月検針分の都市ガス料金を独自に値引き(▲10円/m3)することとしましたので、お知らせいたします。
北ガスは、国の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」※ が2023年2月検針分から実施されることを受け、当事業に参画して、国の指定した値引き単価を、国の定める期間(2023年2月~10月検針分)の電気料金およびガス料金単価から値引きし、お客さまの負担緩和につとめることとしております(2022年12月12日に当事業への参画について経済産業省に申請済)。
一方、国の事業は2月検針分から始まることとなりますが、北海道では、1か月前から暖房需要が大きく伸び、エネルギー消費量のピーク期に入ります。そこで北ガスでは、こうした北海道の特性を踏まえ、エネルギー消費量が増加する1月検針分の都市ガス料金について、独自の負担緩和策を実施することにいたしました。
なお、現在、都市ガスについては、原料費調整における平均原料価格が従来の上限値を超過した分の50%を北ガスが負担する負担緩和策を継続中ですが、今回、さらに料金を値引きし、お客さまの負担緩和につとめてまいります。
<北ガス独自の都市ガス料金の負担緩和策>
対象 | 北ガスの都市ガスをお使いのお客さま |
対象月 | 2023年1月検針分 |
値引き単価 | 都市ガス:10円/m3 |
値引き方法 | 調整単位料金を減額 |
その他 | ・ローリーによるLNGのお客さまも対象といたします(値引き単価12,155円/トン)
・お客さまによるお手続きや北ガスへのご連絡は不要です |
(税込)
※急激なエネルギー料金の上昇によって影響を受ける家庭や企業等を直接的に支援することを目的に、2023年2月検針分~10月検針分の電気料金・都市ガス料金について値引きを行う事業。(値引き単価:電気(低圧)7円/kWh、都市ガス30円/m3 ほか)
<詳細は、以下のサイトをご確認下さい>
・「電気・ガス価格激変緩和対策事業」(経済産業省 資源エネルギー庁ホームページ):
https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/general/
・国の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」への申請について(12月12日北ガス発表):
https://www.hokkaido-gas.co.jp/news/20221212
・「省エネルギー」は、お客さまの負担緩和に加え、CO2の削減という点からも重要な取り組みです。 ・特に、カーボンニュートラル時代を見据え、CO2排出を早期にピークアウトしていくには、需要側で「省エネルギー」を進め、需要量を抑えていくことが取り組みの第一歩です。 ・そして、需要側で必要なエネルギー量を小さくしていくことで、供給側で多様な再生可能エネルギーなどをバランスよくベストミックスしていくことが可能となり、供給の選択肢を広げることに繋がります。 ・こうした考えのもと、北ガスでは、「機能的で効果的な省エネルギー」を進めていくこと、そのためにエネルギーマネジメントやデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することを、北ガスグループ経営計画「Challenge2030」のベースとなる取り組みとして位置付けています。 ・12月に入り、暖房のご使用が一層増える季節となりました。北ガスでは現在、北ガス会員制Webサイト「TagTag」での省エネルギー情報の充実を図るとともに、お客さまの省エネルギーを後押しする「節電キャンペーン」(国や北海道の補助制度を活用)、「冬のガス省エネキャンペーン」(北ガス独自の取り組み)を実施中です。 ・北ガスはこれからも、負担軽減とCO2の削減に繋がる「機能的で効果的な省エネルギー」を、お客さまとともに進めてまいります。 |
(参考)
・北ガスグループ経営計画「Challenge2030」(5月17日発表):
https://www.hokkaido-gas.co.jp/news/challenge2030
特設Webサイト:
https://www.hokkaido-gas.co.jp/ir/company/philosophy/management-plan/index.html
・北ガス 節電キャンペーン:https://www.hokkaido-gas.co.jp/news/20221114
・冬のガス省エネキャンペーン:https://www.hokkaido-gas.co.jp/news/20221130
以上