森林由来J-クレジットの創出支援開始について ~南富良野町内での利活用を通じたJ-クレジットの地産地消を推進~2025/01/20

 北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)と南富良野町(町長:髙橋 秀樹)は2021年6月11日に締結した連携協定に基づき、南富良野町と町有林を活用したJ-クレジット※1創出及び環境価値の地産地消における取り組みを開始いたします。

 

 本取り組みは、北ガスが、南富良野町所有の町有林約1,244ha(人工林・天然林)を対象に、J-クレジット制度事務局が定める「森林経営活動(FO-001)」※2の方法論に基づいて森林のCO₂吸収量を定量的に評価し、J-クレジット制度に登録することで認証を取得するものです。※3

 創出されたJ-クレジットは、【道の駅 南ふらの】で排出されるCO₂をオフセットする等、南富良野町内で排出されるCO₂の一部をオフセットし、町のCO₂削減目標への貢献や地域の活性化に活用することで、町の脱炭素化へ直接的に寄与します。※4

 なお、北ガスが地方自治体様の所有林を対象としたJ-クレジット創出支援を行うのは、初めての取り組みとなります。

 

 北ガスはこれからも、2050年以降のカーボンニュートラル時代を展望し、地方自治体様との連携を推進し地域資源の価値化を行いながら、地方自治体様の脱炭素、そして北海道全体の脱炭素化のために環境価値を地産地消する取り組みを進めてまいります。

 

※1 J-クレジット:省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO₂等の吸収量について、国が「J-クレジット制度」に基づき認証するカーボンクレジット。J-クレジット制度HP(https://japancredit.go.jp/)。

※2 森林由来Jクレジットにおける方法論の一つであり、間伐等の適切な森林経営活動を実施することで、地上部・地下部バイオマスの炭素蓄積量が増加することや伐採された木材の利用に係る炭素固定により吸収量を確保することを定めている。

※3 J-クレジット制度におけるプロジェクト登録は、2025年度の予定。

※4 全体スキームイメージ

 

南富良野町の補足資料は、こちら

北ガスの補足資料は、こちら

 

 

【会見の様子】

(左から、南富良野町 高橋町長、北ガス 川村社長)

 

(参考)南富良野町との連携協定の締結について(2021年6月11日北ガス発表)
https://www.hokkaido-gas.co.jp/news/20210611_1

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