技術開発の効率化に寄与する各種実験設備

技術開発の効率化に寄与する各種実験設備

寒冷地に適したガスシステム機器の開発を、より確実・迅速に進めるため、さまざまな環境を作り出す実験設備を設置しています。

環境試験室

環境試験室では、外気条件や季節に関わらず、一定の温湿度環境を再現し、機器等の耐寒性能や暖冷房機器の性能評価を行います。

当施設は温湿度制御可能範囲が温度-25℃~+40℃、湿度30%~90%と幅広いうえ、プログラム運転機能の導入により、北海道の過酷な環境や四季を通じた一日の温湿度変化を再現可能であり、北日本屈指の性能を有しています。

また、試験室内には最新性能の模擬住宅を設置しており、暖冷房機器等を設置した際の室内環境および快適性の評価が可能です。

ガス機器耐久試験室

お客さまに安心してガス機器をお使いいただくため、「耐久試験専用室」を新設し、寒冷地の使用実態に即した耐久試験を行っています。

さらに、この試験室で発生した実験排熱は、空調エネルギーとして活用しており、実験の省エネ化にも取り組んでいます。