石狩LNG基地NO.2タンクの運用を開始します2016/09/16
石狩LNG基地NO.2タンクの運用を開始します
2016年9月16日
北海道ガス株式会社(本社:札幌市、社長:大槻博)は、石狩LNG基地内で建設を進めてきたNO.2タンク(2基目のLNGタンク)が完成し、9月17日(土)にLNG外航船を受け入れ、運用を開始いたしますので、お知らせいたします。
北ガス 石狩LNG基地は、今後も、増加が見込まれる天然ガス需要に柔軟に対応しながら、天然ガスの安定供給に努め、北海道の重要なエネルギー供給拠点としての役割を果たしてまいります。
2号タンク稼働のポイント
・これまで2港揚げしていたLNGの受け入れが満船揚げへ変更
・今後、増加が見込まれる北海道の天然ガス需要に対して基地の柔軟かつ安定的な操業が可能
・LNG調達の多様化と安定性・柔軟性の向上が図れ、中長期的な調達コストの低減につながる
【NO.2タンクの建設について】
石狩LNG基地NO.2タンクは、同基地内で2基目のLNGタンクとなります。NO.2タンクの建設は、今後、増加が見込まれる北海道の天然ガス需要に対して、LNG調達の多様化と石狩LNG基地のより一層の安定操業を図ることを目的に計画されました。2013年4月に着工し、防液堤建設には新工法を採用すること等により、工期が約6ヶ月短縮され本年8月30日に完成。その後は、LNG外航船の受け入れに向けて、NO.1タンクのLNGを使用したクールダウン等のスタートアップ作業を進め、9月17日の運用開始を迎えることとなりました。なお、NO.2タンクの完成(稼働)により、石狩LNG基地のLNG貯蔵能力は現在の18万klから38万klに増強され、これまで2港揚げしていたLNGの受け入れが満船揚げへと変わります。
■石狩LNG基地NO.2タンクの概要 寸 法:外径 約87m、高さ 約58m 貯蔵容量:20万kl
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左がNO.2タンク(20万kl)、右奥がNO.1タンク(18万kl)
以上