業務用厨房のお客さまへ

ガスを正しく安全にご使用いただくため、すべての従業員の方にお伝えください。

POINT1

必ず換気（給気と排気）

ガス機器を使用する場合は、必ず換気をしてください。
換気を忘れると、一酸化炭素（CO）中毒や死亡事故の原因となる恐れがあります。共用機械換気は特に注意が必要です。

POINT2

伝熱火災にご用心

壁との離隔距離は十分にお取りください。壁の表面がステンレスやタイル貼りでも、下地が木材の場合は、伝熱火災の原因となる恐れがあります。

POINT3

ガス管や接続具をチェック

ガス管や接続具に腐食や破損がないかときどき点検してください。
ガス管は調理の際の水分や塩分などにより腐食しやすくなります。
金属管や金属可とう管で接続した機器は動かさないでください。
ガス漏れの原因となる恐れがあります。

POINT4

ガス機器のメンテナンス

厨房内の油や粉などが給気口などに付着し、目詰まりすると不完全燃焼の原因となる恐れがありますので定期的なメンテナンスが必要です。

POINT5

ダクト火災にご用心

ふだんからフード内の清掃を心がけましょう。ダクト内や換気扇の油滴やホコリは、ダクト火災の原因となる恐れがあります。

POINT6

換気警報器設置のオススメ

換気が不十分な場合などの不完全燃焼による一酸化炭素（CO）の発生を検知し、音声でお知らせします。

●ヘアスプレー・パーマ液・クリーニング溶剤などの腐食性ガスが発生する薬品を使用する理美容院、クリーニング店や工場などでは密閉式または屋外設置式のガス給湯器をおすすめします。
●燃焼器の設備更新や稼働時間の大幅な変更（稼動停止日を除く）など、設置時点では想定していなかったガス使用流量に大きな変動が発生する場合は、正確な計量に影響が生じるおそれがありますので、北ガスにお知らせください。
●特定地下街等でガス漏れ警報設備を設置されている場合は、適切な維持管理を行ってください。また、万が一、警報設備が作動した場合は、至急、管理人・北ガス・消防署への連絡を行ってください。