ガスマイホーム発電とは、家で発電し、発電時に発生する熱を給湯や暖房に有効活用するシステム。エネルギーの無駄を大きく減らすことができます。こうした「分散型電源」の普及は、環境負荷低減に寄与するだけでなく、停電時、生活に必要最低限の電力や冬場欠かせない暖房などのエネルギー供給を継続し、暮らしに安心を与えます。
ガスマイホーム発電「コレモ」の新型機の発売について ~ 耐久性を向上。分散型エネルギー社会実現に向けた取り組みを加速 ~(2022.06.08)
家庭用燃料電池「エネファーム」(積雪寒冷地仕様)の新製品発売について~安全な住まいを支えるレジリエンス機能の強化~(2021.09.21)
2018年10月より、石狩LNG基地構内で北海道初のLNG火力発電所「北ガス石狩発電所」の稼働を開始しました。7,800kW×10台の発電能力を持つガスエンジンを設置し、発電時に出る排熱は捨てずに都市ガスの製造過程に有効活用。総合エネルギー効率は最大で約80%にものぼります。
また、2019年には「北ガス札幌発電所」の運転を開始。北ガス本社ビル(札幌市東区北7条東2丁目)地下に、北ガス石狩発電所と同型のガスエンジンを2台導入。発電量は一般家庭約2万5千世帯分の年間使用量に相当します。この発電所でも従来の大規模発電所で放熱されてしまう発電時の排熱を、本社ビル内や札幌都心の地域熱供給に活用し、また、発電した電力は本社ビルだけでなく、「北ガスの電気」として90%を全道に供給。将来的には、自営線(自ら敷いた送電線)による周辺地域への電力供給を行うことで、地域の省エネ、低炭素化、強靭化にも貢献していきます。こうした大規模発電所が都心部に導入されることは全国的にも珍しく、中でも外部へ送電することを主目的とした例は全国初です。
さらに、北ガスの天然ガス高効率発電設備は、複数台設置したガスエンジンごとに発電のオン・オフの切り替えが迅速にできるため、天候等で発電の出力が不安定な再生可能エネルギーを補う調整電源としての役割も果たしています。
「北ガス石狩発電所」の発電容量を20%増強 ~本日より増強分の営業運転開始~(2020.12.01)
「北ガス石狩発電所」の増強について ~ガスエンジン発電設備の増設、および蒸気発電設備の導入による安定的かつ低炭素なエネルギー供給体制の構築~(2020.01.16)
北ガスグループ本社ビル完成~都心部におけるエネルギー供給拠点の整備、および災害時保安機能の強化~(2019.06.03)
ソーラーファーム石狩は、2013年から運転を開始した太陽光発電。2.9ヘクタールの土地で、一般家庭約380世帯分(年間117万kWh)を発電、年間約660トンのCO2を削減しています。積雪を考慮し、ソーラーパネルの最低地上高は全国で最も高い2.0m。雪の重みを考慮して架台の強度も高めています。
また、お客さまのご自宅の太陽光発電を環境にやさしい重要な分散型電源の一つとして位置付け、2019年より太陽光発電の余剰電力を買い取り、電源の低炭素化を進めています。
「北ガス厚沢部太陽光発電所」運転開始について~エネルギーの地産地消の推進と、災害時のレジリエンス強化に貢献~(2022.11.11)
芦別市における稼働済み太陽光発電設備の取得について(2021.11.01)
栗山町における太陽光発電設備の取得について(2021.06.01)
太陽光発電の余剰電力買取サービスを開始~「分散型エネルギー社会」の構築に向けた再生可能エネルギーの導入拡大~(2019.07.11)
2017年稼働の苫小牧バイオマス発電所は、道内産の未利用木材(間伐材)で発電する「北ガスの電気」の電源の一つ。木材は燃やすとCO2を排出しますが、成長過程で大気中のCO2を吸収するため、排出と吸収のバランスで大気中のCO2の量は変化しません。本発電所では、この炭素循環の仕組み「カーボンニュートラル」により、環境負荷の低減を実現しています。さらに、定期間伐によって廃棄される優良な道産森林資源を燃料として利用することで、運搬に大量のエネルギーを消費せず、かつ北海道の林業の振興にも貢献しています。
2021年10月1日に北ガス初の風力発電として、稚内市における稼働済み風力発電所を取得。非化石価値のある自社電源として長期安定的に活用するとともに、風力発電のメンテナンスや発電量予測の実績を積み上げ、さらなる再エネ導入拡大を目指していきます。
北ガス石狩風力発電所の建設について~道内初、風力発電と天然ガス発電による出力変動調整の実証事業~(2022.09.29)
道内の地域と連携し、それぞれの地域特性に合う「エネルギーの地産池消」の実現に取り組んでいます。再生可能エネルギーの賦存量が大きい北海道において、各地域が巨大な送電ネットワークに依存せず、自前の地域資源でエネルギーを賄うことができれば、低炭素化・エネルギーセキュリティの強化に加え、資源循環による経済振興、雇用創出等、地域活性化にもつながります。現在、夕張市、上士幌町、豊富町、函館市、南富良野町、厚沢部町と連携協定を締結。地域のまちづくりにエネルギー分野を中心に積極的に協力しています。
厚沢部町との連携協定の締結について~エネルギーの地産地消の促進と基幹産業の農業を中心とした地域活性化への取り組み~(2022.06.02)
南富良野町内の森林取得について~森林保有を通じた自然環境保全とCO2吸収価値の活用~(2021.07.30)
南富良野町との連携協定の締結について~地域資源の活用とエネルギー地産地消による活力あるまちづくり~(2021.06.11)
函館市旧イギリス領事館に天然ガスコージェネレーションシステムを設置~環境性に優れた電気で観光施設をライトアップ~(2021.05.13)
函館市と北海道ガスとの連携協定締結について ~安心・快適に暮らせるまちづくりに向けて~(2020.08.26)
豊富町 エネルギー地産地消のまちづくりに関する連携協定の締結について (2018.12.05)